子宮頸がんの化学療法というと、薬剤による治療になるわけですが、実はこれが1番嫌なイメージがありますよね?
がん → 抗がん剤 → 脱毛
という連鎖反応によるものですが、女性にとっては病気以上に深刻な悩みだったりします。
命あっての物種、とは言うものの、やはり、そこは、経験者にしか分からない悩みですよね・・・。
それでも、知らなければ、もっと怖い!
治療に使用される薬や副作用のこと、きちんと調べてみましょう!
まず、代表的な、がんの化学治療の薬は、抗がん剤になります。
プラチナ製剤を主とした薬と、組み合わせて使用します。
薬剤の種類は様々で、それに伴う副作用も色々です。
また、目的としては、手術を楽に行うために、手術前にがんを小さくすることや、軽度の小さながんであれば、薬で散らすなどがあります。
投与の方法としては、動脈内投与と全身投与の2種類があります。
動脈内投与とは、動脈からカテーテルを通し、子宮へ注入します。
全身投与は点滴による投与となります。
効果としては、大きく違いは無いですが、動脈内投与の方が、高濃度で注入出来ることと、副作用が少ないことで、動脈内投与の方を薦められることが多いようです。
コースは、1〜2週間に1回や、3〜4週間に1回など、がんの進行具合や大きさによって違いがあるようです。
そして、この薬剤の、考えられる副作用は以下の通りです。
● 白血球減少
● 血小板減少
● 貧血
● 下痢
● おう吐
● 痺れ
● 脱毛
● 味覚障害
など。
値段は10万円〜100万円と幅が広く、年齢やがんの部位、合併症の有無などによっても違いが出てくるようです。