子宮頸がんの代替療法〜温熱療法

子宮頸がん治療には、温熱療法というものがあります。

この治療法は、頭以外の、ほとんどの部位に対応することが可能で、幅広くがんの治療が出来る療法です。

この温熱療法には種類があり、「局所温熱療法」と「全身温熱療法」(または、加温)があります。

ではまず、それぞれの詳細を見ていきましょう。

局所温熱療法
体外から患部を挟み、電極を置いて電磁波を流すというものです。
一般的には、こちらを多く使うようです。

全身温熱療法
ドーム状の機会に仰向けに寝た状態で行います。

人口の管を血管に繋ぎ、血液を体外に取り出し、42度〜45度に加熱して、血液を体内に戻す、という方法です。

この方法を行う目的は、高周波で、42度〜45度に加温した場合、がんに侵された細胞を死滅させる、もしくは弱らせることが出来るからです。

表面の皮膚は熱くならず、がん細胞だけを攻撃でき、正常な細胞が破壊されることはありません。

体が温まるため、全身の免疫力が上がり、がんの縮小効果も期待できます。

副作用も、ほとんど無く、強いて言えば、火傷や皮膚のピリピリ感、まれに、患部のしこりや痛みが出る場合がありますが、数日で収まるのが普通です。

ただ、体力のない人や、心臓に心配がある人には向かないので、先生と相談して決めてもらいましょう。

時間は、1回1時間ほど、週に1〜2回くらい。
合計、4〜10回ほどです。

値段は、浅部で60000円。
深部だと、90000円くらいです。

経験した人の体験談は、最初はのぼせたり、怖かったりしたけど、慣れると「超気持ちいい〜!」だそうです(笑)


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