子宮頸がんの治療〜放射治療

この放射治療は、ステージ3以上の大きながんで、手術するには大きすぎるがんを小さくする、または、小さく散らばっていて手術するには範囲が絞り込めない場合などに選択される事が多いようです。

実際の治療を実行するには、先生との問診や軽い検査をしてから、ということになります。

放射治療というと、「高い!」というイメージがありますが、近年では以外にも良心的で、10000円〜20000円弱から、治療を受けられるようです。

治療方法ですが、膣内照射と外部照射の併用で行われます。

時間としては、チューブの挿入に10〜20分。

照射時間は、10〜20分。

回数は、3〜5回という感じです。

照射とは、患者は台の上に仰向けに寝た状態で、膣内に専用の器具を挿入します。

その器具に照準を当て、外側からも放射を当てます。

治療中は1人になりますが、先生がモニターで確認しながら進めてくれるので、大丈夫です。

人間ドックやレントゲンのような感じでしょうか。

痛みなどは、ほとんどありません。

ただ、体内に専用器具を挿入している間は動けませんので、じっとしているのが苦手な人や、狭い場所が苦手な人は苦痛かもしれません。

副作用としては、薬などのような薬害は無く、狙い撃ちするので、ほぼ確実にがん細胞を攻撃出来ますが、下痢や食欲不振、まれに発熱や吐き気、血尿などの症状、また、皮膚の炎症が見られる場合があります。


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